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男性管理栄養士の目線で

栄養学・料理・アウトドア

減塩食品リストのご紹介

こんにちは、やーまんです。

 

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今回の記事では、日本の国民病とも言われる高血圧を改善する為に、

日本高血圧学会が公開している「減塩食品リスト」のご紹介をしていきます。

減塩食品リストでは、125食品が掲載されています(2016年11月現在)。

 

https://www.jpnsh.jp/data/salt_foodlist.pdf

 

昨今の健康志向を受けて、「減塩」を謳ってる商品が溢れている現状にあって、学会がわざわざこの手のリストを作成し、発表するということは、パッケージでは減塩を高らかに謳っていながら、その実はそれほど・・・なんて商品や、まぎらわしい表示をしている商品などが多いということなのかも知れませんね。

 

日本人は塩分の摂り過ぎ

そもそもWHO(世界保健機関)が提唱する塩分摂取量は、1日当たり5グラム未満です。そこまで塩分摂取量を減らすことができれば、高血圧リスクをぐっと下げることができることはわかっているのですが、日本では、古来より比較的多くの塩分を摂取する風習がありました。それは四季という季節の移り変わりを持つ日本が、暑さや寒さに食品が耐えられるよう、「塩漬・発酵」という技術を用いて保存性を高めることに成功した、醤油や味噌といった和食を代表する調味料が、多く使用されてきた事に由来すると考えられています。

目標とする摂取量はあくまで5グラムなのですが、日本人の実際の生活の中で、この1日5グラムという厳しい目標を達成するのは非常に難しいと考え、日本では独自に男性で8グラム、女性で7.0グラムという現実的な数値目標を設定しているわけです。(※高血圧症を罹患している人は、男女ともに6グラム未満とされています。)

ところが、2010年に行われた調査の結果、男性で約11グラム、女性で約10グラムと、世界基準よりも甘い日本の基準ですら、大きく上回っていることがわかりました。

そこで日本高血圧学会では、減塩委員会なる組織を立ち上げて減塩の大切さを啓発する活動を展開しています。今回公開された「減塩食品リスト」も減塩啓発活動の一環で、減塩に関するアドバイスとあわせて、同委員会が推奨できると判断した食品をリストに掲載したそうです。

 

 

いかがでしたでしょうか。

紛らわしい表示で消費者を欺くような商品に騙されず、科学的根拠に基づいた安心のできる商品を購入し、高血圧を改善して健康に暮らしたいものですね。

それでは、今回はこのへんで。