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男性管理栄養士の目線で

栄養学・料理・アウトドア

<トクホ>特定保健用食品って、結局なに??

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こんにちは、やーまんです。

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今回は、特定保健用食品(通称:トクホ)について記事にしていきます。

 

このマークを目にしたことはありませんか?

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このマークがついている食品がトクホです。トクホは、個々の製品ごとに消費者庁長官の許可を受けており、保健の効果(許可表示内容)を表示することのできる食品です。

他の食品と違うのは、からだの生理学的機能などに影響を与える成分を含んでいて、血圧、血中のコレステロールなどを正常に保つことを助けたり、お腹の調子を整えるのに役立つなどの特定の保健の効果が科学的に証明されている(国に科学的根拠を示して、有効性や安全性の審査を受けています。)ということです。これまでに認められている主な保健の効果は、下表のとおりです。

 

これまでに認められている主な保健の効果の表示

・お腹の調子を整える

・血圧が高めの方に適する

コレステロールが高めの方に適する

・血糖値が気になる方に適する

・ミネラルの吸収を助ける

・食後の血中の中性脂肪を抑える

・虫歯の原因になりにくい

・歯の健康維持に役立つ

・体脂肪が付きにくい

・骨の健康が気になる方に適する

 

トクホには、マークと共に、このような表示がしてあります

例えば、サムネイルの商品(ノンアルコールビール)の場合・・・

 

許可表示:食物繊維難消化性デキストリン)の働きにより、糖の吸収を穏やかにするので、食後の血糖値が気になる方に適しています。

 

1日摂取目安量:お食事の際に1缶(350ml)、1日1回を目安にお飲み下さい。

 

摂取上の注意:血糖値に異常を指摘された方や、糖尿病の治療を受けておられる方は、事前に医師などの専門家にご相談の上、お召し上がり下さい。摂り過ぎあるいは体質・体調によりおなかがゆるくなる事があります。多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。

 

こちらは、どうしても晩酌のビールが止められず、尚且つ食後の血糖値が気になる方に適している食品です。もちろん、このような食品で食物繊維をとるのではなく、食物繊維を多く含んでいる豆、野菜、いも、きのこ、海藻、乾物、果物などを通常の食事の中でとるのが基本ですが、自分の食生活の中でなかなかそれが難しい場合や、飲酒量を少なくしたい場合には、このような食品を利用するのも一つの方法です。

 

多量に摂取することによって予防の効果が高くなったり、疾病が治るわけではありません

 

トクホの食品を選ぶ時には、自分にはどの保健の効果が必要なのか、自分の食生活等をよく考えてから選ぶようにしましょう。また、使用する際には、1日の目安量や摂取の方法などを必ず確認し、守るようにしてください。


多量に摂取することによって予防の効果が高くなったり、疾病が治るわけではありません。一方で過剰摂取による害があることもあります。また、トクホだからといって、何にでも効果があるというわけではありません。トクホの効果は、それぞれの食品に表示されている内容になります。

 

特定保健用食品は健康が気になる方を対象にしている食品です。医薬品とは違いますので、病気の治療のために使用するものではないことにご注意ください。 なお、医師による治療を受けている方で、トクホを使ってみたいという場合には、まず、主治医にご相談ください。

 

 

いかがでしたでしょうか。

今回のビールの例で言うと、病院にいらっしゃる患者様の中には、「晩酌ではビールを3缶飲んでいるけど、トクホのビールにしているから大丈夫!」という方もいます。

保健の効果の表示は大きくパッケージに書かれていますが、摂取量の目安や注意は、小さく表示されている商品が多い為、目的と異なる部分で健康被害が出てしまう可能性があります。

トクホは、様々な商品が日々新しく開発され、発売されています。

購入する場合には、しっかりとパッケージの表示を読み、正しく使用して健康的な食生活を送ってください。

それでは、また。

 

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